小型犬種を室内飼いする時の注意点

犬には小型犬や中型犬・小型犬がいます。
家庭に犬を迎え入れた時から、大切な家族の一員となります。
犬を飼う時には、室内飼いと外で飼う場合とがあります。

散歩や毛並みの手入れ、予防注射などやるべきことはたくさんです。
小型犬種などは、室内で飼われることが多いかと思います。

その際、気を付けてあげるべき点がいくつかあります。
ケガをさせないようにする必要があるのです。
他にも注意点があるので確認しておいてください。

床で滑ってしまうと…

小型犬は活発な子が多く、室内を駆け回ったりします。
畳みやフローリングは滑ってしまいやすいのです。
その時に骨折や脱臼をしてしまう恐れがあります。

また、設置してある家具に頭や体がぶつかる場合もあるのです。
ストレス発散も含めて、室内ではおもちゃを使って遊ぶ機会も多いです。
その際には滑らないようにしてあげることが大切です。

絨毯・ジョイントマットなどを敷いてあげてみてください。
床がフローリングなら、ペット専用の滑り止め塗料が使えます。
専門業者に塗装を依頼したり、自身で塗るということも可能です。

小型犬は体が小さいぶん骨折や脱臼をしやすいです。
ちょっとしたことで大きなケガに繋がるので注意してあげてください。

誤食・誤飲してしまうと…

室内犬は一日のほとんどを文字通り部屋の中で過ごします。
そのため、犬が快適に暮らせるようにしてあげる必要があります。
ですが、家具の隙間やソファー・ベッドの下などに落ちている物には注意です。

犬が間違って飲み込んだり食べたりしてしまう物は次の通りです。
ビー玉・安全ピン・クリップ・輪ゴム・ボタン・ホチキスの芯があります。
押しピン・飴玉の包み紙などが獣医師によって発見されたことがあるのです。

普段通りに一日を過ごしていて、異物を飲み込んだのに気付くのが健康診断時となる事があります。
飼い主が気付かないうちに誤飲・誤食してしまっているのです。

犬は口の中に何でも入れてしまう習性を持っています。
気を付けて下さい。

飲み込まないように片づけておこう

高い場所へ昇り降りすると…

ベッドやソファーは人間にとっては何でもない高さです。
しかし、小型犬からすると大きなリスクとなる高さです。
体が小さくて軽いぶん昇り降りをする小型犬もいます。

ですが、それが逆に事故やケガをする原因となってしまうのです。
ベッドやソファーから飛び降りて、骨折や脱臼をする恐れがあります。

ソファーから飛び降りてアキレス腱を切ってしまうと手術が必要です。
普通に歩けるようになるまでは長期間のリハビリもしないといけなくなります。

しつけの段階でソファーやベッドへの昇り降りを禁止して下さい。
そうはいっても、犬は飼い主のそばにいたがる生き物です。
ベッド・ソファーに昇り降りしたがる時は犬用階段などを置いてあげて下さい。

運動できていないでいると…

室内で飼えるし散歩が要らないだろうと、小型犬を迎え入れる事があります。
しかし、それは人間の都合なだけで大きな間違いなのです。
小型犬であれ、超小型犬であれ散歩は毎日必要となります。

一回の散歩にかかる時間が10分だったり20分だったりする子もいます。
外へ散歩に連れ出してあげることは、犬にとってとても重要なことなのです。
外へ出かけると、室内では感じられない刺激が数多くあります。

物音を聞く、匂いを嗅ぐ、飼い主以外の人間や犬と会うなど色んな刺激があるのです。
人間と同じように、犬も室内に閉じこもったままでいると心身が疲れてしまいます。
ほんの10分でもいいのでぜひとも愛犬を散歩に連れて行ってあげてください。

室内飼いの犬でも散歩は必要

まとめ

小型犬を室内で飼う時には上記に挙げた注意事項があります。
ちょっとした油断で、大きな事故やケガへと繋がってしまいます。
飼い主である人間がしっかりと注視してあげる必要があるのです。

小型犬にはさまざまな犬種があり色んな性格の子がいます。
外で飼う時と同じように、散歩に連れ出してストレスを発散させることも大切です。

それぞれの犬に見合った環境にしてあげることが重要となります。
愛犬との幸せな生活に繋げて下さい。