猫が見せる突然のハイテンションな行動

猫も犬と同じように、とても人気があるペットです。
迎え入れた瞬間から、大切な家族の一員となります。

猫は気まぐれな面もありますが、やはり凄くかわいいものです。
そんな猫が、いきなりテンションの高い行動を見せることがあります。
突然の行動は、困らされることもありますが習性を見れたりもします。

猫の飼い主さんからすると、あるあるな動きではないかと思います。
今回は、猫がどういった動きを見せるのか紹介していきます。

トイレの時に…

猫は砂の入ったトイレで用を足します。
そんなトイレの前や終えた後に鳴いたり、ダッシュ・ジャンプをする子がいます。
また、唸り声をあげたり爪とぎをする子もいます。

こうした突然のハイテンションな行動を『トイレハイ』と言います。
これらの行動をトイレの前後に見たという飼い主さんもいるはずです。

猫がトイレの中で用を足している時の状態というのは無防備です。
その状況でトイレを済ませられた縄張り意識や安心感からテンションが高まるようです。
どうしてそうなるのか詳細なことはわかっていないのです。

ただし、トイレの後に砂をかけないまま出てきた時は砂やトイレの形を気に入ってない事があります。
猫の様子を観察してみてください。

深夜ハイ

夜の時間帯になると猫が高い所へ登ったりダッシュすることがあります。
こうした行動を『猫の運動会』と言います。
眠っている飼い主さんの上に飛び降りたり走ったりする子もいます。

飼い主さんとしては睡眠不足になってしまい困らされることになります。
複数いるいわゆる多頭飼いだと、追いかけっこになるので大騒ぎになります。
夜中にハイテンションな行動を取るのにはトイレがきっかけとなることもあり20分程度続くのです。

こうした動きは年齢の若い猫がすることがあり、体力を持て余している事があります。
また、狩猟本能を持つ猫が獲物を狙える時間でもあるので走り回っているみたいです。
眠る前に飼い主さんが遊んであげれば寝てくれます。

夜中に騒ぐ子もいる

早朝ハイ

夜中とは逆に、薄暗い明け方に鳴いたり走り回ることがあります。
これは『早朝ハイ』と呼ばれるものです。

寂しくて飼い主さんに起きてほしいという子もいます。
あるいは、空腹のために鳴いて飼い主さんを起こそうとする子もいます。

薄暗い早朝に時間帯というのは、猫が狩りを行う時間帯でもあるのです。
そのため、ハンターとしての本能が働いてしまうのだと言えます。

飼い主さんは朝方に起こされることになってしまうわけです。
深夜も困りますが、朝方にバタバタッと騒がれるのも困りものです。

眠い目をこすって猫の相手をしてしまう飼い主さんもいるかもしれないです。
あるいは、猫が落ち着くまで様子を見るという飼い主さんもいるかと思います。

遊んでいると…

猫は、猫同士でじゃれ合って遊んでいたり、おもちゃで遊ぶ、追いかけっこなどで楽しみます。
そういった時にテンションが上がってしまうことを『遊びハイ』と言います。
しっぽ部分の毛が逆立つこともあったり、興奮した中で遊んだりもします。

新しいおもちゃを与えられた時に、それが気に入ってテンションが高まることもあります。
猫たちがおもちゃで遊んで喜んだり興奮するのは狩りと同じなのです。
本来持っている狩猟本能が大きく刺激されることでハイテンションな行動をとるみたいです。

こうした猫あるあるは飼い主さんにとってはいつも見る馴染みの行動となります。
早朝・夜中・トイレ前後・遊びの時にテンションが高まることがほとんどです。

猫あるあるはさまざま

まとめ

飼っている猫がいきなりハイテンションな行動をとることがあります。
狩猟本能に従って動いている、興奮しているなど状況はさまざまです。
猫によっては室内のカーペットや壁を傷めてしまうほど走り回る子もいます。

また、早朝や夜中の時間帯に動き回られると眠る事ができず困ってしまいます。
猫あるあるな行動は、可愛らしい反面大変な事もあるのです。
困らされる行動をすることもありますが、それでも可愛いと感じてしまうのです。