バックパッカーに重要なのは語学より情報

今20代から30代前半を中心に1人で海外に行く若者が増えています。

ツアーなどに参加せず、1人で自由気ままに旅をする人のコトを『バックパッカー』とも呼びます。

バックパッカーは、ホテルなど高級な宿泊先に泊まらず日本人宿やバックパッカー宿と呼ばれる様な安い価格で寝泊まりできる場所を中心に低予算で旅をします。

思いつきでバックパッカーになる人も多いので、いつ日本に帰ってくるか分からない人もいれば、旅先で結婚している人もいます。

バックパッカーは、自分で行き先を決めて旅をするので、旅先で情報をキチンと入手して判断して動かないと、テロや国内紛争に巻き込まれてしまう可能性があります。

バックパッカーは英語が堪能かと言えばそうではありません。

会話程度なら英語を話せるという人もいれば、ジェスチャーで知ってる単語を使って何とか会話をしている人もいれば、日本語しか話すことができないという人もいます。

そういう人が、バックパッカー宿や日本人宿を利用します。

日本人宿とは、日本人で1人旅をしている人が寝泊まりしている宿で、利用者の多くが日本人なので英語を話すことができなくても情報交換をすることができます。

宿泊料もとても安いので、設備がイマイチだったりする所もありますが、日本人が集まっているので日本人にとっては安心できる宿泊先と言えます。

バックパッカーにとって重要なのは、確実性の情報です。

インターネットなどの普及により様々な情報が飛び交っています。

アメリカやイギリスなど1人旅でもまだ安全と言える海外ならともかく、インドやフィリピン、アフリカ、中東アジアなどを1人旅するとなれば命がけです。

寝台列車を待っていたけど来ないからといって夜にフラフラと駅を出て歩いてしまうと盗賊や強盗に襲われてしまいます。

日本では考えられない様な事件に巻き込まれてしまいます。

渡航禁止国とかでないからと言って、一人旅が安全なワケではないのです。

だからこそバックパッカー同士で情報を交換してやりとりをするのです。

一人旅には危険が付きものですが、気持ちを引き締めて情報交換をしっかりと行って旅をすれば人生を大きく変える旅になることは間違いありません。