仕事以外で海外に行ってみたいと思ったことがありますか、と質問をされたら大半の人は1度はあると答えるのではないでしょうか。
インターネットや海外ドラマなどから見るコトができる日本の外の世界を見て、行ってみたいなって思うコトがあると思います。
前者の質問で1度はあると答えた人に行ったことがあるか?と聞いてみると、行ってないと答えを返す人が多いのではないでしょうか。
行ってないと答えた人に理由を聞いてみると、お金(旅行費)がないという答えと英語が話せないと答える人がほとんどです。
最近はスマートフォンなどの普及により、英語が話せなくてもスマートフォンにアプリを入れておくと日本語を英語に変えてくれるアプリもあるので、それを上手に利用して会話を成り立たせることができます。
しかし、それでも英語が話せることに重点を置くのはどうしてでしょうか。
一時期、旅行会社のツアーなどで英語が全く話すことが出来ない人でも海外旅行を満喫できるプランはたくさんありました。
その多くは、ツアーの行き先がほとんど日本語が通じる場所です。
スタッフが日本人だったり、現地の人が日本語を勉強してカタコトでも日本語が話せて理解できる現地スタッフが大勢いるからです。
海外に行くのに英語が必要ないといっても過言ではありません。
ところが、海外でテロなどが頻繁に起きる様になったことで、日本人の海外に対するイメージが変わったと言えます。
もしも現地で何かあったら英語が話せないと困る、何らかのトラブルに見舞われた時にキチンとやりとりができないと恐い、と感じる様になったからです。
テロなどの人災だけでなく、地震などの天災もそうです。
巻き込まれた時に英語がある程度、話すことができないと自分の身を守ることもできないし、助けを求めるコトもできない、更には言葉が通じないから処置などが遅れたり後回しにされてしまうという気持ちが強いからです。
確かに英語を話せなくても海外旅行をすることは可能ではありますが、大きなトラブルに遭遇した時、英語を話せないことで自分に害が出てしまうこともあります。