海外旅行に行って犯罪者になってしまうのはなぜか?

仲良しの友達と数日の泊まりで海外に遊びに行った、妻と新婚旅行で海外に行った、ただそれだけなのに帰りの飛行機を乗るための手荷物検査を受けた際に突然、海外の警官が出て来て逮捕された、何も説明されないまま海外の刑務所に連れて行かれた、などという経験をした日本人は意外にも多くいます。

そして、国に関係なくこういったトラブルに巻き込まれる可能性は誰にでもあります。

無論、彼ら自身は犯罪者でもなければ犯罪を犯したわけでもありません。

では、なぜ地元の警官に何も説明をされないまま、唐突に逮捕されてしまったのでしょうか。

こういったトラブルのケースに巻き込まれた人の話しを聞いてみると、手荷物検査を受ける前に日本語ができる外国人に道を聞かれたり、写真を撮って欲しいと丁寧に頼まれた、などという外国人との会話があります。

日本では犯罪と言えば個人で行なうイメージがあるかもしれませんが、海外では犯罪を行なう際ほとんどがグループです。

つまり、犯罪を行うためにわざわざ話しかけてきて、日本人の視線を自分たちの荷物から反らさせる様にします。

自分たちの荷物から目が反れた瞬間の数秒に日本人の荷物にマリファナや覚せい剤などを忍び込ませます。

それを知らない日本人達は、話しかけて来た外国人と別れて荷物検査を受けます。

もしも荷物検査をパスして中に入ることができたら、今度はそれを回収するための役割の人がいます。

海外では、日本人を利用して運び屋をさせている外国人の犯罪者がとても多いです。

日本人が狙われるのは、荷物から目を離したり置きっぱなしでトイレに行ったりしているからです。

しかもトランクに鍵を付けていない人がほとんどなので、簡単にトランクの中に入れやすいという点があります。

日本は、コンビニに買い物に行く時に車のエンジンを切らずにキーを付けたまま車からは慣れる人が多いですが、これは日本がそれをしても自動車が盗まれないからです。

海外では、その瞬間に自動車を盗まれてしまいます。

海外旅行未経験者や慣れていない人は、きちんと緊張感を持って日本とは違って治安が危ないと言うことをキチンと把握して行く様にしましょう。

そして、最低限の助けを求める時の言葉は調べて事前に用意をしておきましょう。