日本人留学生射殺事件から学ぶべきこと

1992年10月にアメリカルイジアナ州で起こった『日本人留学生射殺事件』は別名『服部君事件』とも呼ばれ、当時この事件を見ていた人に聞いても20年近く経過した今でも「あー、あの事件ね…」って言う程、日本人に大きな衝撃を与えました。

そのひとつは、銃社会であるアメリカと銃がない日本社会での考え方の差です。

日本でも銃を使った事件や事故は起きていますが、アメリカなどの銃社会と比較したらその数は圧倒的に違います。

ヒトに向けて銃を撃ったことは今はまだないけど護身用に銃を所持している、自宅の寝室や玄関近くに置いているというアメリカ人がほとんどです。

日本人からすれば、万が一に備えて銃を所持していると言うことが信じられないと思いますが、アメリカではそれが当たり前なのです。

『日本人留学生射殺事件』は、防ごうと思えば防げた事件ではないかと言われています。

『日本人留学生射殺事件』は、ハロウィンの仮装をした日本人留学生がパーティー会場とは異なる違う住宅を訪れて、動くなという意味である『Freeze!!(フリーズ)』をどうぞの『Prese(プリーズ)』と聞き間違えて家に入ろうとしたために住民に射殺された事件です。

まず『Freeze!!』を聞き間違えていなければ家に入ろうともしなかったし射殺されずにすんだかもしれません。

さらに、アメリカでは1軒1軒の家に必ず番号があります。

日本では言えば番地の様なものですが、アメリカはパッと見て分かる様に”1077”、”1078”とハッキリと書かれています。

被害者である日本人留学生の子が、住民に銃を向けられた時に番地を確認していたら、ドアをノックする前に番地を確認していたら、番地の間違いに気付いてこういった悲しい事故は起きなかったかもしれません。

もしくはパーティー会場に行ったのに、そういった雰囲気でなかったのだからドアをノックする前に仮装を外して、見た目を普通にして訪ねていたら違ったかもしれません。

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