外国語が話せなくても大丈夫!?

2回目の東京オリンピックに向けて、語学を勉強しようとしている人はとても多いです。

仕事や会社から語学を勉強する様に言われている人もいますが、残された3年という時間を使って、語学を勉強したからと言って完璧な語学を話せる様になるわけではありません。

特にタクシードライバーなどは、乗客がどんな会話をしてくるかも分からないので、勉強するにしても最低限のコトしか覚えられないのが事実です。

「目的地はドコですか?」「金額はいくらになります。」「この試合はドコドコであります」など、乗客を目的地まで乗せて代金をもらうことがタクシードライバーにとっては重要になります。

そのため、中には英語でやりとりをしたら英語を話せるのではないかと勘違いされても嫌だから、最低限な会話しかしたくないという意見もあります。

そういったトラブルを防ぐために急ピッチで進められているのが、外国人とやりとりができるAIを積んだ会話用の端末です。

日本ではロボット技術の研究が進められていて、2020年の東京オリンピックに向けて駅や百貨店など、多くの海外の外国人が訪れると予想している場所にある程度の言語が話せるAI搭載のロボットを置く計画も進められています。

ロボットが話すことができなくても、相手の会話の内容を理解してその返答を画面に出すだけでも会話は成立するのです。

またそのロボットを仲介に挟むことで、語学が話せない日本人のスタッフでも海外のお客とのやりとりがスムーズにできるのです。

語学をいくら勉強しても発音が悪かったら、いくら自分が外国語を話していても相手には通じません。

外国でやりとりができる案内ロボットの配置も考えられているので、2020年の東京オリンピックが開催される頃には、外国語が話せない日本人でも海外の観光客とスムーズにやりとりできる技術が開発されている可能性は充分にあります。

とは言っても、せっかくの機会なので外国語を勉強することをオススメします。