本当の意味での世界平和とは?

地球上には日本以外にもたくさんの国が存在しています。

アメリカの様に大きな大陸の国もあれば、日本の様に小さな島国もあります。

国や大陸によって発掘することができる資源も違ってきます。

サウジアラビアでは石油を発掘することはできても、日本で石油を発掘することはできません。

だからこそ色々な国々が手をとりあって協力をすることがとても重要なのにも関わらず、世界はバラバラの関係にあります。

自国の軍事力を行使して、他国の動きを押さえ込もうとしている国もあります。

力では何も解決せず、将来的には関係を修復することも難しいのです。

日本は、第二次世界大戦では敗戦国となりました。

世界で初めて、長崎と広島に原爆を投下され多くの犠牲者を出してしまいました。

その後、敗戦国の日本は勝利国のアメリカの復興によって、今の時代を築いてきました。

財閥は解体され、日本は軍事力を放棄し、アメリカに守ってもらう国となりました。

敗戦国となってしまった日本ですが、高度経済成長を経て経済を大きく発展させ、先進国となったのです。

そんな敗戦国の日本も第二次世界大戦前には、色々な海外と戦争をしてきました。

戦争を知らない人間からすれば、それは過去のコトでしかありませんが、その時代を生きて来たヒトや家族、孫たちからすれば過去のコトではないのです。

そのため、何年も従軍慰安婦問題で日本と韓国の関係は、なかなか良い状態にならないのです。

特にここ数年では、従軍慰安婦問題が原因で日韓の関係にヒビがはいりかけています。

韓国には日本の企業も海外支社を出していたり、韓国で働いている日本人もいます。

その反対に日本で働いて生計を立てている韓国人もいます。

国家間同士でもめごとが大きくなってしまうと、それは経済にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

従軍慰安婦の子孫からすれば日本は嫌いと思われていても仕方がないことなのです。

ただ、こういった従軍慰安婦問題みたいな問題は日本と韓国だけではありません。

戦争を経験している国であれば、韓国と同じ様な立場になった女性もたくさんいるのです。

ヨーロッパなどでは、国同士で戦争が起こり、多くの町娘がヒドい目に遭ってきました。

そういう歴史があったことを忘れてはいけませんが、それが原因で国同士の関係が悪化することは決して良くないのです。

関係が悪化すればするほど、戦争や小さな内乱が生じる可能性が高いからです。

勝者と敗者では、大きく違ってくるのです。

敗者だから戦争の責任を問われている、という点が問題なのです。

勝者だから責めることができない、勝者だからこの問題に対して謝罪を求めるのは無理、という考え方では本当の意味での平和はやってこないのです。

平和は大切です。

特にこれからは資源不足や食料不足など、他国の協力がないと厳しい状態になる時代がやってくるからです。

日本だけでなく世界の各地で大きな天災や災害が起きています。

だからこそ、他国からの協力や支援も必要になってくるのです。

過去のことで一部の人間が騒いでいるからといって、支援をしない、協力をしない、という可能性も出てくるかもしれないのです。

世界平和のために今なにが本当に大事なのかを考える時に来ているのかもしれません。

戦争は悲しみや憎しみを生み出し、一生それらを残すことはできますが、本当の意味での幸せを掴むことはできないのです。

更なる憎しみや悲しみを生み出さないためにも、戦争の勝者、敗者に関係なく戦争に関わった全ての国々が話し合いの場を持つ必要があるのかもしれません。

日本は原爆を投下された国です。

今では原爆以上に被害の大きいウィルス兵器などを研究、開発している国もあるのです。

原爆と同じような惨状を二度と招いてはいけないのです。