空いてるポジションは危険度が高い国だけ

大手企業だけでなく、中小企業も海外に工場を作っていたり、営業所を設けたりしています。

海外に工場を作っているのは、コスト削減のためです。

日本工場を作って同じ人数の正社員を雇って工場生産するよりも、海外に工場を作って日本と同じ人数の現地民を正社員として雇っても金額が安いのです。

材料費にしても人件費にしても、日本で作るよりは大きな利益を出すことができます。

とは言え、全てを現地民に任せるのは品質の問題などや信頼に関わってくるので最低限な日本人である社員を海外に派遣しています。

そのため、日本ではなかなか空かないポジションが海外事業の方に行けばポジションが空いているというケースはとても多いです。

そのため、会社でも出世を望んでいる若い社員に海外事業への希望の有無を採択している企業も少なくありません。

しかし、海外事業で働きたいと思っている社員の希望やアメリカやオーストラリア、ドイツなど比較的安全な国を希望しています。

が、アメリカやオーストラリアの海外事業には既に日本から人材が派遣されているので、ポジションに空きがありません。

そのため、海外事業の拡大を計画しているとなれば、今多いのがインドやアフリカなど治安が危ないと言われている国です。

インドやアフリカは発展途上国のため、正にいまビジネスチャンスが転がっているのです。

そのため、インドやアフリカなどではポジションが空いていて、希望する社員もほとんどいないので、ポジションがなかなか埋まりません。

しかし、日本でずっと頑張ってもポジションが空かなければ出世するのも難しく、下手したらリストラ候補になるかもしれないのです。

出世したい、もっと上の肩書きが欲しいと思ったら、リスクが高い国に行くしか方法がないのです。

治安が危ないと一般的に認識されている国に行くのであれば、語学をしっかりと学び、知識やその国の習性や法律を把握しておく必要があります。