ビジネスに合う小径時計

時計には置き時計や掛け時計の他にも腕時計があります。
腕時計はビジネスアイテムとしても使われています。
長く続いたのが厚みがあって大きい時計の流行です。

近頃では昔からの小さめの時計が見直されているそうです。
時計業界もこのような雰囲気に反応してきています。

今年は名門のほとんどがケース径40mmを売り出しています。
ビジネスと馴染めるものもあります。
今回はスポーツ系やドレス系と言われるモデルをお伝えします。

ドレス時計は小径のほうがいい

腕時計のケースでも1ミリの差はことさら大きくなってしまいます。
それがわかるのがジャガー・ルクルトのマスター・ウルトラスリム・デイトです。
既存のは日付表示を実用的に配置して人気となりました。

それをわずか1ミリ落とした事でよりクラシックな気品さとなりました。
透明な裏蓋から見える駆動装置Cal.899/1は高評価と信頼性を持ちます。
ドイツでも古豪のA.ランゲ&ゾーネが長期休眠から覚め1994年にランゲ1を出しました。

『秒』『時・分』を文字盤中央ではなくオフセンターに置いたのです。
空白部分にはパワーリザーブ計と日付表示を配置した本体は大人気となりました。
数ある腕時計でも特別なものとして欲しい1本です。

特別な1本にしたくなる

グランドセイコー、シチズン

セイコーにはスプリングドライブという駆動機構があります。
水晶振動子とICでクオーツと変わらない精度を出してくれるのです。
『エレガンスコレクションスプリングドライブ20周年モデルSBGY00』

これはグランドセイコーから誕生した記念限定モデルのひとつです。
直径39mmステンレススティールで放射文様の文字盤があります。
シチズンは2018年に創業100周年記念としてCal.0100を発表しました。

ATカット型水晶振動子を採り入れ、電池交換も必要としないです。
2019年の新作である『ザ・シチズンAQ6010-06A』にはCal.0100が組み込まれています。
直径37.5mmのケースには高級感が漂います。

オーデマ・ピゲ、ゼニス

ロイヤルオークは1972年に登場しました。
ラグジュアリースポーツウォッチの先駆けとなった時計です。
クロノグラフが付いたロイヤルオーク・クロノグラフはとても人気です。

1997年に直径39mmで、2002年に41mmとしてきました。
2019年に38mmケースとして新しくなったのです。
エル・プリメロは1969年に生まれた自動巻きのクロノグラフ・ムーブメントです。
誕生から50周年を記念して作られたのが『エル・プリメロA386リバイバル』です。

高い人気のA386を細部にわたり復刻したものとなります。
大きさもオリジナルに倣い直径38mmになっています。
クロノグラフファンであれば欲しくなる1本でもあります。

モーリス・ラクロア、シャネル

アイコンは2016年にクオーツとして登場します。
モーリス・ラクロアのカリプソの現代版です。
2018年のアイコンには自動巻きが付き、価格も20万を割ったそうです。

2019年に日本市場の期待に応えてアイコンオートマティック39mmが出ました。
自動巻きが3mm小さくなり、スーツに合うスポーツウォッチとなったのです。
J12は2000年に登場したシャネルの機械式スポーツウォッチです。
シャネルが時計界へ参入するきっかけともなりました。

2019年にムーブメントをケニッシ社製へ換装、文字盤も改良されたのです。
Cal.12.1は70時間というロングパワーリザーブを実現させました。
細身スーツが好きな人に合います。

細身スーツにピッタリ

まとめ

腕時計にはおしゃれなものがたくさんあります。
種類によってデザインや価格もそれぞれ異なります。
スーツに映えるものもいくつかあります。

時計店で探してみるのもひとつの方法です。
また、ネットでも見つけられるのではないかと思います。
自動巻きやストップウォッチ機能が付いたものはとても便利です。

自分だけのお気に入りの一本を見つけてみてください。
おしゃれも一層楽しめると思います。
きっと一生ものの宝になるはずです。