ホームスティ先が中流家庭とは限らない

人生で自由な時間が多いのは、学生時代ではないでしょうか。

学校を卒業し社会人になると、仕事に追われ学生時代にあったような夏休みや冬休みなどの1ヶ月単位での長期休暇はありません。

社会人になると長期休暇と言えば、GWやお盆休み、年末年始の正月休みくらいで、カレンダーの日付と曜日によっては休みが長くなることもありますが、逆に短くなることもあります。

そのため、海外留学やホームスティを考えいるヒトの多くが、学生時代にホームスティを経験しています。

大学生になると、大学が休みの長期休暇時にはアルバイトをしたいと思っているヒトは高校1~2年生の時にホームスティを経験しているヒトも多いです。

海外ドラマを見ていると、家族と色々な会話をしながら食事をしたり、ホームスティ先の住民と観光巡りや人気スポットへの外出など、楽しい場面がほとんどです。

そのため、ホームスティをしたら楽しいだろうな、と思って胸をワクワクさせながらホームスティに申込みをしたヒトも多いのではないでしょうか。

子供時代に海外にホームスティに行くのは、色々な刺激を受けて感受性が豊かになると言われているので、学校を経由してのホームスティ先なら大丈夫と思うかもしれません。

しかし、ホームスティとは実際に行ってみないとホームスティ先の家庭がどういうレベルなのかが分かりません。

ホームスティを受け入れている家庭の中には生活が貧しく、お金目的のためだけにホームスティを受け入れている家庭も少なくないのです。

そのため、ホームスティ先では食事が1日に1回しかなく、メニューも海外の料理ではなくパンと牛乳だけで、ホームスティ先から帰ってくるまでお腹いっぱいにご飯を食べれる日はなかった、お風呂はシャワーだけでお湯を使うなら1回に3分、お水なら1回5分と決められていて少しでも時間オーバーしたら注意された、など信じられない様な経験をホームスティでしてきたという人も大勢います。

全ての受け入れ先がそういうわけではありませんが、逆に言えば海外ドラマの様なフレンドリーに過ごせるホームスティばっかりというわけではないのです。

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