海外の怖さを知らない日本人旅行客たち

日本は、海外と比べても比較的安全すぎる国です。

銃もなければ、テロもありません。

海外のように数秒間隔で殺人事件もありません。

だからこそ、日本人が海外に日本の感覚で旅行に行ってしまうと、必ずと言っていい程、犯罪に巻き込まれてしまいます。

日本にも治安が余り良くない場所というのはありますが、海外のようなスラム街ほど、身に危険が起きるリスクは低いです。

海外の場合、スラム街は突如として出現します。

人通りが多く、繁華街やジビネス街なのにも関わらず道を一本挟んだ向こう側はスラム街という国はたくさんあります。

スラム街を歩く外国人と言えば、日本人くらいだけです。

中にはスラム街と分からず、寂れた商店街みたいな感覚で人が少ないなっと思って歩いていたら強盗に襲われた、というケースは珍しいことではありません。

日本でも夜になるとギターを持って歌ったり、1人でアカペラを熱唱していたりしているストリートパフォーマはいます。

空き缶やギターケースを置いて、評価していただけるならお金を入れて下さいと書いてありますが、海外のスラム街で物乞いをしている人たちは、今日の生活もままならない人がほとんどです。

そんなコトが分からずに子供が物乞いをしているからと言ってお財布から高額なお札を1枚入れてしまうと、高い確率で殺されて身ぐるみを剥がされてしまいます。

それ位、海外には危険が付きものなのです。

いくら海外のトラベルブックを読んで知識をいれていても、現地の人と会話ができなければ危険な場所に連れて行かれてしまうケースもあるのです。

コイツ英語喋れないんだなって思われてしまうと助けを呼ぶことができない、ととられてしまうからです。

海外に行く場合は、日本のように安全ではないとしっかりと自分に言い聞かせなくてはいけません。

何事もなく海外を楽しむためには、日本の平和ボケを捨てなくてはいけません。