同じアプリゲームなのに日本にしか課金がないのはなぜ?

日本だけでなく、世界的に時代はスマートフォンの時代です。

どちらかと言えば、日本は法律の問題などによって海外よりも時代が少し遅れていると言えます。

日本では未だに3Gで携帯電話やスマートフォンを使うコトもできますが、海外では5Gが一般的に普及しているのです。

日本で主流となっているのが4Gで、これから5Gがスタートするにあたって3Gが終わろうとしている状態なのです。

ちなみにこのGは『Generation』の略で、Gの前の数字が世代を表しています。

3G(スリージー)は『3rd Generation』の略式で、携帯電話における通信規格が第三世代ということを意味しています。

4G(フォージー)は『4th Generation』の略式で、数字が大きい方が最新の通信規格になるので、通信速度も速くなります。

日本では格安SIMでは、4Gよりも3Gを採用している会社がほとんどでしたが、ようやく格安SIMでも4Gが一般的になりました。

しかしアメリカなどの海外では5Gが普及しているのです。

スマートフォンを使っていたら、1台のスマートフォンに何らかのアプリゲームをインストールしているのではないでしょうか?

日本で人気があるスマートフォンゲームは、『Fate/GrandOrder』(通称:FGO)、『モンスターストライク』(通称:モンスト)、『PLAYER UNKNOWN’S BATTLEGROUNDS MOBILE』(通称:PUBGモバイル)、『Identity V』(通称:第五人格)などがあります。

『Fate/GrandOrder』(通称:FGO)や『PLAYER UNKNOWN’S BATTLEGROUNDS MOBILE』(通称:PUBGモバイル)は、海外でも人気があるスマートフォンゲームです。

今の時代、スマートフォンがあれば世界中の人間とアプリゲームを介して一緒にプレイすることができるのです。

YouTubeなどのLiveを見ても分かる様に日本では、アプリゲームを6時間や8時間、なかには12時間といった長時間で遊ぶプレイヤーが多いのです。

海外でもスマートフォンゲームは展開していますが、1人が遊ぶ時間は日本よりも遥かに少ないのです。

そして日本の様に1人のプレイヤーが高額課金をするプレイヤーもあまりいないのです。

世界と比較した時に日本人はスマートフォンゲームに依存していると言っても過言ではないのです。

海外ではスマートフォンゲームはメールや電話といった本来のツールがメインなのですが、日本ではメールや電話よりもアプリゲームがメインなのです。

そのため、日本でも海外でもリリースされている同じゲームなのに、海外バージョンだと課金の仕様がない、日本では課金して購入しないとゲットできないアイテムがログインボーナスでもらえたり、ゲームで貯めたポイントと交換できる、ということが非常に多いのです。

ガチャのキャラクターでも、日本だと10万円課金してやっと出たということが当たり前の様にあっても海外だと1万円の課金で出るようになっている、ということも珍しくないのです。

その理由は、国それぞれの法律によって違ってきますが、ガチャ自体が賭博になるとしている国が海外では多いのです。

賭博扱いになると未成年はプレイすることはできません。

そのため、海外に向けてサービスを開始したアプリゲームの会社のほとんどがサービスを終了していることが多いのです。

日本では、ガチャは賭博扱いにはなりません。

そのため小学生でも課金をすればガチャができるのです。

故に日本は課金大国として、海外のアプリゲームの会社が甘い汁を吸おうと思って日本でもリリースしているのです。

自国よりも遥かに何十倍も課金してくれる日本は利益を出しやすいのです。

しかし、日本でも課金して遊ばないという無課金プレイヤーが年々、増えて来ています。

そのため、日本でも利益が昨年と比較すると遥かに下がっているというアプリゲームの会社も増えているのです。

日本では課金しないと手に入らないアイテムが海外ではポイントで交換できるという仕様について、一部の日本人からは無公平だという意見も出て来ています。

とは言え、日本人がアプリゲームの依存者になっている以上、海外の様に無課金でもしっかりと遊べる仕様にはならないのではないでしょうか。