人種差別問題のアメリカ

アメリカ大統領がバラク・オバマ氏からドナルド・トランプ氏にチェンジして、アメリカに住んでいるアメリカ人以外の人種は、内心ハラハラしている部分が少なからずともあります。

その理由が、ドナルド・トランプ大統領は人種差別ともとれる発言をメディアの前やツイッターなどで言っているからです。

日本でも差別は様々な理由でありますが、アメリカの場合、色々な人種がたくさん住んでいるので、日本以上に人種差別がハッキリとしています。

アメリカの人種差別と言えば、白人と黒人の問題です。

白人のアメリカ人は、黒人を嫌っているヒトもいれば、KKKと呼ばれる黒人差別の宗教的な組織もあります。

バラク・オバマ氏は黒人初のアメリカ大統領でもあり、少しでも白人と黒人の差別をなくす様に努めてきました。

今では、海外ドラマを見ると黒人の役者と白人の役者が一緒に映っていて、人種差別がないように見えますが、白人と黒人の差別問題の歴史はとても長く、未だに解決されていません。

黒人は白人よりも下で、それこそ奴隷の様な長い扱いをされて来たこともあります。

黒人差別が激しい時は、黒人の入店禁止、黒人専用席、黒人立ち入り不可、などのラインがきっちりと引かれていたくらいです。

それをなくしたのが、過去に人種差別問題で戦って来たたくさんの黒人たちです。

アメリカで人種差別があるのは、黒人だけではありません。

日本人や中国人、メキシコ人なども人種差別の問題を抱えています。

しかも今はドナルド・トランプ氏の発言によって、メキシコ人に対しての差別が徹底的に行われようとしているので、一国の大統領がその様な姿勢を国民に見せてしまうと大統領がしているから自分たちもしても大丈夫、という認識が拡散してしまうので、とても恐ろしいことです。

人種差別は決して良くないことです。

自分がされたからといって、してもいいことではありません。