社会がグローバル化したことで、英語が必須という企業も増えました。
しかし、英語が必須と言われても、転勤先が台湾や中国、韓国だと仕事上のやりとりの会話が中国語や現地の言葉になり、書類は英語になります。
そのため、今は英語だけが話せたら良いというわけではありません。
企業によっては、転勤先がドコの国になるか分からないこともあるので、転勤の年数が長い場合は、企業が現地の語学学校に通わせてくれます。
学校と言っても小中学校ではなく、現地の言葉が話せない人のための語学学校です。
こういった語学学校は、アメリカにもあります。
アメリカは英語なので、英語が話せない人種がひとつの教室に集められて英語を学びます。
語学学校に来る人種は、日本人だけでなく中国人やインド人、韓国人など国籍もバラバラで、教室の中で色々な言語が飛び交います。
もちろん英語ができない人たちが集まっているのだから、同じクラスの人種が話している言語も分かりません。
それでも同じ英単語を習っていくので、その単語を自分の言葉で言うならこんな風に言うとなると、少しずつクラスの人間と仲良くなって行きます。
そして、英語だけでなく仲良くなった人種から、現地の言葉も教えてもらえるので自然と2カ国語、3カ国語と話せる様になる人もいます。
現地の語学学校で成長するためには、自分をしっかりと主張しなくてはいけません。
恥ずかしくて自分から声をかけられない、声をかけられたら口ごもってしまうというのでは現地の語学学校に通う意味がありません。
英語が話せなくても通じなくても、自分が知っている単語をジェスチャーを混ぜて少しでも色々な人種と会話なりスキンシップをとることが大事です。
海外で成功したいと思うのなら、失敗を恐れないことです。
語学学校に通い始めの頃は英語が話せなくても、現地の言葉が話せなくてもそれは当たり前のことなのです。
色々な人種と話すのは、自分自身にとってもプラスなことです。