移民住民が増えることでのデメリット

今、カナダやアメリカの一部で深刻な問題が生じています。

それは、中国からの中国人が移民してきていることです。

島国の日本とは異なり、アメリカやカナダは土地が広く、自然も広大で人口が少ない町も多いです。

そのため、移民権を取得している中国人の移民を積極的に受け入れている町があるのですが、移民してくる中国人の数が多くて、町の人口の半分以上が中国人で前から暮らしていたカナダ人やアメリカ人の数を遥かに上回ってしまい一握りしかいないという町も珍しくありません。

中国人の移民が一カ所の町に集まってしまうと、ある深刻な問題が生じてしまい解決策を模索している町が増えています。

それは、町のあちこちの看板が中国語で広告のほとんどが中国語になってしまい、会話も中国語がメインとなってしまったために前から生活をしていたカナダ人やアメリカ人の生活が難しいという問題です。

中国人の移民が増えたコトで、中国系の企業も必然と増えてしまい、マーケティングの対象が以前からそこに暮らしていた住民ではなく、後に移民して来た中国人に対してのものとなってしまいます。

移民をするためには資産も必要なので、移民して来た中国人の多くは裕福な生活をしている人が多いため、町としては税収も増えるため活性化するので有り難いコトではあります。

しかし、あまりにも中国人が増えてしまい、以前の住民とのバランスが崩れてしまったために、英語だった広告や会話が中国語になってしまい、住民が中国人が何を言っているのか分からない、学校でも子供が仲間はずれになってしまう、広告に何が書いているか分からないという深刻な問題が生じています。

会話や意思疎通ができなくなってしまうと買い物も満足にできなくなり、以前から住んでいた住民が他の州に移住してしまうことも珍しくありません。

日本ではあまり見られない光景かもしれませんが、海外ではこういった移民が増えることでの問題は生じてしまうのです。

難しい問題と言えるかもしれません。