「カミカゼ」「シンセングミ、サンジョー」「○○ダッテバヨ」など、外国人の間で日常会話とは関係ない日本語を覚えている人が大勢います。
日常会話とは無関係な日本語を外国人達はどこで覚えているのでしょうか?
それは、日本のマンガです。
今、海外では日本のマンガ、コミックが大流行となっています。
子供だけでなく大人もハマってしまう日本のコミック、マンガ。
海外に輸出されている日本のマンガは台詞など日本語から英語には直していますが、全部が全部、英語になっているわけではありません。
日本でも大ブームとなったドラゴンボールシリーズ。
日本でもドラゴンボールの新作映画が放映されるなど、未だに人気があります。
その中で、主人公が使う技に「かめはめ波(は)」という技がありますが、海外に輸出されているマンガでは、この技名を「KAMEHAMEHA!!」と描いてあります。
作品によっては本来のままの日本語でルビを振る様にローマ字で描いてあるのもあります。
女性を夢中にさせた美少女戦士セーラームーン。
セーラームーンのキメ台詞である「月にかわっておしおきよっ」も海外で販売されているセーラームーンのマンガでは、「tsuki ni kawatte osiokiyo!」となっています。
外国人達は、この台詞を見て日本語を覚えているのです。
そのため、海外のオタク文化は急激に成長を遂げています。
日本でアメリカンコミックがブームになりましたが、それ以上のブームを海外では作っているのです。
「○○だってばよ」という台詞は、ナルトのマンガに出てくる主人公が話す台詞の語尾に付いている口癖です。
英語に訳すことができない口癖などをあえて、英語に置き換えるのではなく、日本語のままにしたことで自然と外国人達が覚えたのです。
勉強とは違い、楽しみながら読むことができるマンガだからこそと言えるのではないでしょうか。
日本のマンガは世界を飛び越えて、色々な人種の人から愛されています。