中国工場の問題が表面化しているのに減らない中国語ニーズのわけ

今、日本では中国の工場で生産している商品が原因で色々な問題が起きています。

記憶に新しいのがマクドナルドのマックチキンの原材料の問題ですが、大きな問題を生じたのは冷凍食品でした。

中国の工場で生産していた冷凍食品から農薬が検出された問題です。

この冷凍食品の農薬は、中国工場で働いていたスタッフが故意的に起こした事件で、日本では中国工場に対してマイナスのイメージを持つ様になりました。

さらに、それだけではなく歴史上の論点を巡り、日本商品の不買運動や日本商品を扱っているお店や工場に対しての妨害工作や傷害事件など、中国人が中国で一方的に日本と言うだけで攻撃する事件やデモが相次いでいます。

無論、日本企業にとってそういった動きが出て来てしまうと、企業にとっては大きなマイナスでしかありません。

また、日本人から中国人に対するイメージも悪くなってしまいます。

最近では、この様なデモが中国で続いたために中国工場を絶たんで、中国よりもコストが安くしっかりと働いてくれる国に新しい工場を作っている企業が増えています。

そのため仕事で中国への派遣や出向がなくなるから中国語のニーズが減少するかと思えば、反対に日本に買い物に来ている中国人が増えているため中国語のニーズは英語よりも増えています。

中国人が日本に買い物に来ている理由は、安心で安全な日本製品を購入するためです。

炊飯器などの家電などを中心に小さな子供がいる家庭や子供が産まれる家では、オムツや粉ミルクなどを大量に購入していきます。

頻繁に購入しに来れるわけではないので、消耗品などに関しては中国人による買い占めが当たり前の様になってしまい、店頭に商品がないというお店も少なくありません。

日本人のお客にとっては迷惑は話しではありますが、お店側にしてはそれだけ利益が出ているので複雑な気持ちではあります。

しかし、ここのお店はいつ来ても商品がないとなれば日本人のお客が離れて行くことは想像がつきます。

だからこそ、中国語で買い占めるお客さんにお願いが出来る様に、相手と話しができるように中国語が話せて理解できるスタッフが必要となってくるのです。

日本にとって中国人のお客はとても良いお客さんなのです。

やりとりをするためには、中国語は欠かすことができません。